uhyo/blog

Twitterアカウントが凍結された

2021年10月6日 公開

こんにちは。先日からTwitterアカウント@uhyo_が🈚️になっており、皆さまにご心配をおかけしています。

「なぜ」「TypeScript界隈が衰退した」など数十件もの心温まる反応に励まされております。また、凍結中に技術記事「TypeScript 4.5でますます便利に! better-typescript-lib v2」を公開しましたが、皆さまの拡散などのご協力もあり普段と遜色ない反響を得ています。本当にありがとうございます。

この記事はアカウント凍結に関する公式見解をお届けします。

追記: 記事公開翌日の15時に凍結が解除されました。拡散などのご協力並びに異議申し立てへの対応ありがとうございました。凍結解除の理由については「システムによる誤検知」と説明されました。

TL;DR

  • 事実無根の理由で凍結された
  • 異議申し立てしたが音沙汰無し(記事公開時現在7営業日)
  • 激おこ

凍結時期と理由

アカウントの凍結が発生したのは忘れもしない9/27 (月) 22:55です。当時はちょうどTwitterを触っており、突然タイムラインの取得が停止してエラーが発生し始めたためすぐに気づきました。エラーメッセージに「あなたのアカウントは凍結されています」という文言が含まれているのを見て凍結されたことを知ることになります。少し経つと、ホームのタイムラインのトップに「ご利用のアカウントは永久凍結されています」というでかいお知らせが表示されます。永久凍結という言葉に身構えますが、一応異議申し立てへの導線が用意されており、まだ希望があることが伺えます。

凍結された理由については、凍結の瞬間にメールが来ているためそれにより判明しました。曰く、「金銭的詐欺を禁止するルールに違反しています。」だそうです。まったく心当たりがなく、あまりに事実無根です。

嫌がらせとか攻撃的とかそういった曖昧なものではなく金銭的詐欺ということで、これは比較的真偽をはっきりさせやすい罪状です。そのため、誤検知であり人間が見れば誤解が解けるだろうという期待のもと、凍結から15分で異議申し立てを完了させました。ただ、凍結を知らせるメールにはどのようなツイートがルールに抵触したのか載っておらず、異議申し立てでは「心当たりがない」以上に中身のある主張をすることが不可能です。とてもつらいですね。

なお、フォームを送信しただけでは異議申し立てが完了しないので注意が必要です。フォームを送信すると自動送信メールが来て、よく見ると「利用可能なメールアドレスであることを確認するために、このメールに返信してください」と書いてあります。これに返信してやっと異議申し立てが完了するようです(筆者が見逃している罠が無ければ)。

すみやかに異議申し立てを完了したあと、現在まで一切のレスポンスが無い状態で待っています。異議申し立てフォームには「時間がかかる」旨の記述のみがあり、返信の目安といった情報はありません。

凍結されたTwitterの世界

Twitterアカウントが凍結されると、当然ながらTLの取得が停止します。TwitterはアプリにせよWebにせよクライアントサイドのキャッシュがしっかりしており、現在も凍結当時のTLが自分のクライアント内に保存されています。

ただ、生前(?)にフォローしていたトピックの情報が有効らしく、低頻度で関連トピックの新しいツイートが流れてきます。砂漠に見つけたオアシスのようです。

また、驚いたのは、Twitterアカウント連携については有効のままということです。Twitterアカウントと連携して作られた他サービスのアカウントにログインできないといった事態は発生しませんでした。

その他

自分のアカウントが凍結されたことでTwitterから日本語のTypeScriptの情報が減ったという指摘が複数あります。情報発信するならTwitterとかではなく他の情報発信プラットフォームやこのブログなどに載せるべきですが、1ツイートに収まるような情報はツイートして満足しているところがあり、結果として今回の凍結でコミュニティに負の価値を与える結果となってしまったことは反省しないでもありません(そもそも凍結するなよという話はありますが)。しかし1分で読める記事を量産するようなタイプの人間でもないので、情報発信の仕方は検討する価値がありそうです。

自分はオンライン上のプレゼンスをかなりTwitterに頼っていたところがあり、凍結によってかなりコミュニティから切り離された状況になっていることには危機感があります。凍結されたアカウントに対する代替のアカウントを開くといったことも考えられますが、Twitterのルールでは凍結を回避する目的で別のアカウントを作ることはルール違反となるので、Twitterを刺激しないために現在は静観しています。また、元々のアカウントの状況を再現するのがめちゃくちゃ大変です。

凍結についてしつこく問い合わせを送るなといったことも問い合わせフォームに書かれており、現状は待つしかない状況でとてもつらいです。取るべき行動についてのアドバイスなども歓迎しています。

まとめ

異議申し立てにかかる時間の相場はよくわかっていませんが、7営業日の間レスポンスが全く無いことはとても遺憾に思っています。それに最近どうにも寝つきがよくありません。

凍結の理由については明らかに事実ではなく、早く凍結が解除されることを願っています。

これまでTwitterで知られていた方にとって、この記事が自分の最後の輝きとならないことを願っています。