████を退職します
2022年8月29日 公開
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████を退職します
皆さんこんにちは。この度、████を退職することになりましたのでご報告します。
筆者は2019年に新卒で████に入社して、今年が4年目でした。今回が初めての転職となります。転職先は███という会社です。
████はどうだったか
一言で言えば、良いところでした。特に、チームメンバーと上司に恵まれ、快適かつとても自由な環境で働くことができました。
快適というのはいくつかの側面があります。自分としては、大きい会社ならではの整った社内制度・社内システムは魅力的でした。これにより、事務的な作業はなるべく事務的かつ簡潔に済ませられるようになっていて業務に集中できます。他には、プロジェクトメンバーとのコミュニケーションにおいてストレスを感じることもあまり無く(██████████████████████)、これだけ良い人ばかり集まっているのもよく考えるとすごいことだと思いました。
もちろん、大きい会社なので、全ての部署がそうなのかは分かりません。自分はフロントエンドエンジニアでしたが、実はプロジェクト外のフロントエンドエンジニアと交流する機会が多いわけではなく(█████████████████████)、同じフロントエンドエンジニアですらよく知らない人はたくさんいました。
自分は新卒で████に入社したわけですが、今思えばよく採ってもらえたなと思います。████の新卒エンジニアのレベルは相当高く、「インターンに受かるためのインターン経験が必要」などとネタにされる現状がある中で(███████████████████████████)、自分は業務経験まったく無しでの入社でした。そんな状態での入社から多くの経験を積ませてくれた████には感謝してもし切れません。
ただ、当時の新卒採用では█████████すれば███が上がるかもしれないという制度がありました。██████が基本でしたが、自分は研究で忙しかったので███はせず、記事執筆活動を██しました。その中にはベストヒットとなったTypeScriptの型入門などもあったのですが、まったく評価されませんでした。これは今でも根に持っています。
████では何をしていたのか
入社以来、ずっと██████というプロダクトのフロントエンドに関わっていました。このプロダクトは多くの機能を有し現在でも積極的な機能開発が続いています。しかし、時間が経つにつれて自分が機能開発に直接携ることは減ってきました。その理由は、自分は███████、████████、██や███████の改善といったタスクを自発的に生み出すことができたからです。そういったタスクをこなすことが自分の主な仕事になり、その結果(もちろんチームやプロダクトに資するという前提の上で)やりたいことをやりたいようにできる状態になっていました。これは、上司がそういった動きを認めてくれたことや、それができるような余裕がチームにあったからこそできたことであり、とてもありがたいことです(忙しい時期に案件のヘルプに入ることも何度かありましたが)。
とはいえ、業務において属人化というのは好ましくありません。一方で、やることをチームメンバーのレベルの最大公約数に制限するというわけにもいきません。そのため、チームの█████ことも自分のミッションでした。最初期の例としては、自分がチームに配属された2019年6月はすでにReact Hooksが正式リリースされてから4ヶ月経っていましたが、プロダクトにはHooksが導入されていませんでした。そこで自分はHooksがいかに素晴らしいかをチームに説明し、「███████████████████████████████████」という謎のルールができそうになるのを乗り越え(まあ████████████████████████████████)、今ではHooksが標準となりチームメンバーは誰でもカスタムフックを自在に作れるようになりました。
このように、自分はまずチームより一歩先に進み、次にチームに追いついてもらうということを繰り返していました。これはHooksだけでなくあらゆる面に及びました。例えば████、█████から█████████████に至るまで、自分がまず取り組み始めたものは多くあります。
また、自主的にタスクを生み出すことが認められる状況であれば、タスクを探す過程で必然的に██████や██████の███な██に詳しくなります。そのため、その知識を活かしたタスクをアサインされる機会も多くありました。具体的には新しいプロジェクトの████や、新しい技術のPoC的なものを作るタスクです。このような業務を通じてプロジェクトに貢献していました。
また、███████や会社の███などを通じた████にも参画していました。会社の社員紹介的な記事にも過去複数回出ています。幸か不幸か、███をやっているときに自分を知っている人に出会ったことはありませんでしたが。
なぜ████をやめるのか
筆者は怠惰で環境の変化を嫌う人間なので、転職先がいくらよい職場だったとしても、やめる理由が全くないのにやめることはありません。面倒くささを乗り越えるための活性化エネルギーが必要です。そのため、やめる理由は存在します。主に2つあります。
後ろ向きな理由としては、██████████████████です。自分が所属していたプロジェクトにおいては、████の████として知られる「███」が感じられなくなりました。自分は██████████████を重視するタイプなので、そこを██するような動きに不満がありました。特に、███████████以降は██████から受ける影響が大きく、そのような████████████████によって██████ことに不満がありました。自分がリリース当初から携わってきた██████というプロダクトの██に██がある状態で、自らの手でその██を████たくないと思いました。
筆者の上司を含め、エンジニアサイドの人たちは上の方も含めて良い人たちだったということは再度強調しておきますが、それでも██を全てコントロールできるわけではありません。このような██████が行われるようになったことは、より█████████を追求できる環境を求める動機となりました。
もう一つ前向きな理由としては、自分が███████████████からです。チームが成長するのに伴って、以前は█████████████████でも、██████████ようになりました。そのような場面では、上述のように███████████████べきなのですが、チームが成長して█████████████████結果、████████は███なりました。本当は███████████████████████████なのですが、███████████████です。
次はどうするのか
去年から副業として技術顧問をやっていた███という会社に吸い込まれて正社員となります。1ヶ月半ほど休んでからのスタートとなります。なぜこの時期なのか? もうすぐスプラトゥーン3が出るからです。
転職先をどうやって選んだのかについては、いわゆる████はしていません。副業先ということでずっと来てくれと言われており、タイミングが合ったので行くことになったという具合です。実は、エージェントさんを通じて███社とも接触していたのですが、面談だと思ったら面接が始まった上に結果の連絡を受けていないのでどうなったのかよく分かりません。
そもそもどうして███で副業をすることにしたかについては、自分の力が必要だと言われて誘われたからです。それまでも転職や副業のスカウトは度々来ていましたが、必要なのは████であって自分ではないと思われたので断っていました。その中で、███での副業についてはあくまで自分が必要だというアピールを受けたので参画させていただくことにしました。もし次の機会にどうしても自分が欲しいと思った場合、そのような方向性で誘ってみると成功率が高いでしょう。
ちなみに、██についてはそこまで大きく████わけではなく、██万円程度の█████という感じです。ただ、退職の話を持ちかけてからの動きなども見て、総合的に見て必要とされている度が███のほうが高いと感じたことから転職を決意するに至りました。
まとめ
繰り返しになりますが、上記のような不満はありつつ、████はとてもよい会社でした。1社目の業務経験をこの会社で積めたことをとても嬉しく思います。
引き続きよろしくお願いします。